下肢静脈瘤とは
■成因
下肢の静脈には血液の逆流を防ぐための弁がついていて,血液が重力に負けて下方向へ逆流しないようにくい止めています. この逆流防止弁は足の付け根や膝の裏などで太い静脈血管への合流部で壊れやすく,これが原因で血液は逆流して下肢に血液が溜まり, 静脈がこぶのように膨らみます.
■症状
足の静脈がこぶのように膨らみ,ひどくなると足がつる・むくむ・疲れやすい・皮膚が変色する・かゆいなどの 症状がでてきます.そのまま放っておくと,出血したり潰瘍化したりします.
■特徴
◇性別:女性に多い
◇年齢:加齢と共に発生頻度は増加
◇遺伝:血縁に静脈瘤をもつ場合,発生頻度が高い.
◇誘因:妊娠出産を契機に出現しやすい.
立ち仕事をする人に多い.
大きな静脈瘤
小さな静脈瘤@
小さな静脈瘤A
色素沈着
■治療は?
大きくわけて5種類あります.
◇圧迫療法
圧迫包帯や弾性ストッキングなどで圧迫し,静脈血の環流をよくし逆流を防ぎます.
◇高位結紮術
逆流している血管をしばり,血流を止める手術です.
◇硬化療法
静脈に血管を固める液を注射し,静脈を切らずに固めます.
治療前
結紮術併用
硬化療法後
◇レーザー治療
細いファイバーを静脈の中に通して,レーザーの光で血管の内側から焼く治療法です.
◇ストリッピング術
静脈瘤を起こす原因となっている逆流する血管を,ストリッパーという器具を使って引き抜く治療法です.
治療前
ストリッピング後
それぞれにメリット・デメリットがあります.
当クリニックでは,
高位結紮術・ストリッピング術・硬化療法
を症状と患者様のニーズにあわせて日帰り手術で行います.
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